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日本刀鍛錬職人

宮城県指定無形文化財
刀匠 : 宮城 昭守さん(真一)

全日本刀匠会 理事
刀匠 : 宮城 典真さん(正年)

<前編>

宮城 昭守 宮城 典真
みなさんは、日本刀にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
「侍が持つもの」「人を斬る道具」といった武器として連想される方も多いと思います。
日本刀クリックで拡大
その一方で、現在、日本刀は美術品として、
国内や海外を問わずたくさんの人に愛されています。
また、時代を超えて「銘刀」と呼ばれるもは、その刀と持ち主の歴史が込められています。
今回、日本刀の魅力を探っていきたいと思います。

刀鍛冶職人の宮城さんの御自宅に訪れたのは、晩秋の11月の下旬頃でした。
日本刀
宮城さん父子に迎えられました。
父である昭守(あきもり)さん、息子さんの典真(のりざね)さんです。

昭守、典真とは刀匠名です。
刀匠名は、師匠からもらったり、自分で命名します。
昭守さんの「守」という字が代々受け継がれてきましたが、
典真の刀匠名は、昭守さんの占い好きなお友達が、命名したとのこと。


昭守さんは、大正14年生まれ。
以前から宮城家では、日本刀を含めた鍛冶業を営んできましが、
明治の廃刀令により一時中断します。
その後、第二次世界大戦で軍刀が使われ始め、
昭守さんは昭和15年、栗原彦三郎昭秀師の日本刀鍛錬伝習所に入門します。
そして、数々の名刀を作り、昭和63年に宮城県文化教育功績者、
平成15年には地域文化功績者としても文部科学大臣表彰を受賞しています。
一方、典真さんは、二十歳のときに、父の昭守さんに弟子入りして、5年修業を積み、
岡山の「備前長船刀剣博物館」で1年に1回行われる試験に合格したとのこと。
刀匠
現在、刀匠(日本鍛錬職人)を名乗るには、
文化庁主催の゛美術刀剣刀匠゛の免許が必要となるからです。
典真さんは、若い頃から日本刀に魅了されており、
刀匠になることに全く抵抗は無ったとのことでした。
現在、美術刀剣刀匠の免許を持っている方は、全国に300人で宮城県には4人のみです。
明治の廃刀令がでるまでは、刀は現在とは違い、常に身近にあったとのこと。
それは、今も、私たちが何気なくつかっている言葉で、例えば、

「切羽詰る」 「反りが合わない」

「しのぎを削る」 「付け焼刃」


等はいずれも刀に関するものが、その由来となっているとのことでした。
神器 神器
また、刀は神聖なもので、「三種の神器」である
<剣> <鏡> <勾玉(まがたま)>
にも表わされています。
戦国時代は戦が終わった後、水で清めてから持ち帰る等、「刀は神のような存在」と話してくれた典真さんが印象的でした。

次回は宮城さんの刀鍛冶の工房にお邪魔します。
乞う、ご期待!!
刀 刀

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