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有限会社宮城物産
伝統を守り続ける老舗企業

白石消防署斜め向かいにある宮城物産さん。建物には大きなこけしの看板が付いているのが目印です。
創業から50年以上もなる老舗企業で、主にこけしをはじめ、ケン玉、コマの木地玩具(木を原料とするもの)やオリジナル商品などを製造・販売している会社です。社長は柴田まり子さん。初代社長であるお父様から引継がれたそうです。今回の取材では営業の神林さん絵付け師の小形さんにお話を聞くことができました。
〈どんなこけしがあるの?〉
営業の神林さん。忙しい中、こころよく取材に応じてくださいました。伝統こけしと創作こけしを取り扱っている宮城物産さん。様々な形をしたこけしを拝見することができました。創作こけしでは、判子こけし(文字の刻印は別料金)・楊枝立てこけし・子守りこけし・箸置きなど多種多様なこけしがありました。
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置物としてだけでなく実用的にも技法がほどこされている人形たち。それぞれが温和な優しい表情をしており、[子守り人形]などは、[ヒト]の温もりすら感じさせるような暖かい愛情を見るものに感動を与える秀逸の作品と思いました。

その中でもひときわ驚いたのがサンリオでお馴染みのキティちゃんこけしです。皆さんご存知でしたか?
こけしのベースは鳴子型こけしを使用しており、キティちゃんの表情を忠実に描くまでには大変だったようで「幾度となく時間をかけ、打ち合わせをしました。」とおっしゃっていました。このシリーズには、こけしの置物の他にも携帯ストラップ・郵便こけし・耳かきなどがあり、大変ご好評をいただいているそうです。購入先は、仙台駅構内のキヨスクや仙台空港などで買えるそうです。キティちゃんファンには必見ではないでしょうか!!

〈絵付けとは〉
今回は、前回ご紹介しました伝統こけしの絵付けについてお伝えします。この道50年の絵付け職人小形さん。満面の笑みを浮かべて取材に応じて下さいました。小形さんは、こけしコンクールで数々の賞を受賞されている職人です。

絵付けは、白木(何も絵付けされていない)の状態から一筆、一筆丁寧に描いていきます。作業に入る前は、呼吸を整え気持ちを安定させて描いていくそうです。最初に描くところは眉から入り、そこから鼻、目といった順に工程を踏んでいくとのこと。「一番気を使うのは目」ということで「表情は一番大切。その中でも目は重要。」とおっしゃっていました。
なるほど、職人としてのこけしに対する愛情がひしひしと感じられました。同じ作業を繰り返すにも一日一日を大切に日々繋げていくことが匠の業になるのだと感じました。

〈絵付け体験〉
耳寄り情報として、絵付け体験ができるそうです。講習料、材料など含めた形でおやりになっていて、依頼があれば常時対応可能とのこと。料金については別途相談いたしますとのことでした。昨年7月には東北インターナショナルの方々(36名)が体験したそうで皆さん熱心に思い思いのこけしを描いたそうです。 貴方もオリジナルこけしを作ってみてはいかがでしょうか。
今回、普段見る機会のあまりない作業風景も拝見し、感じたことは静寂と温もり。にじみ出る生命の息吹のようなものはなんと言う感動でしょうか。郷土の伝統と技術を後世に残してきた軌跡を、優しい表情のこけしを見て深い感銘に浸りながら取材を終えました。
有限会社 宮城物産
住所白石市城北町6-7
TEL0224-26-2844
営業時間AM8:30〜PM17:00

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