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残った給食の行方は……!? 解決編

白石市生ごみ資源化事業所 愛称:シリウス


給食センターの記事にて、『残った給食は新しいエネルギーへと生まれ変わっています』と述べました。
今回はその謎を解決します!!!

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上の写真は給食センターのすぐ裏手にある、愛称「シリウス」と呼ばれている白石市の施設です。
皆さんは「シリウス」をご存知でしょうか??
実は残った給食はシリウスで新しいエネルギーへ生まれ変わるのです!!!

●シリウスの事業概要
白石市では環境保全・環境負担低減に向け、学校給食センター、公立病院、
旅館及び事業所などから排出される生ごみを資源として活用し、
バイオ処理で発生するガスを新たなエネルギーとして利活用する
「生ごみ資源化事業所(愛称:シリウス)」を設置しました。
すなわちシリウスとは…通常は焼却処分されてしまう生ごみを資源として活用し、
エネルギー化する為の施設なのです( ..)φ?


●どのようにして生ごみが新しいエネルギーへと変わるのかをご紹介
1生ごみは最初に「受入ホッパー」と呼ばれるタンクのような場所へ投入され、
移送コンベアで次の場所へと送られます。シリウスでは1日に生ごみ3tの受け入れが可能です。


2「分別機」で生ごみとプラスチックやトレイなどの異物とを分別し、ペースト状につぶします。


3ペースト状の生ごみは「スラリータンク」で、更に細かく破砕されます。


4「バイオリアクター」の内部ではメタン菌を発酵させる特殊な炭素繊維が入っており、
生ごみを約10日間かけて発酵し、バイオガスを発生させます。
(※バイオガスとは…生物などの発酵により発生する燃料ガス。
メタン、二酸化炭素が主成分。燃焼させて電力などのエネルギーを得たりする。)

5バイオガスを「マイクロタービン発電機」"で燃焼"させ、タービンを回して発電し、
シリウス内の電力を平均20%〜30%まかないます。
また、発電の際に出た熱を利用して温水にし、給食センターへ供給され熱源となっている他、
施設内のハウスの室温維持に利用されています。

♪ハウス内では♪
イチゴなどを栽培し、市内の子どもたちを対象にイチゴ摘み取り体験を実施しています。
そして、その体験が子どもたちにとって食育、農業体験へとつながっています。

「シリウス」という愛称も、
温室ハウスでのイチゴ摘み取り体験に参加した市内の小学4年生の案を採用しました。


シ=ろいし
リ=サイクル
ウ=イチゴがまい
ス=てきな施設
発想がなんだか可愛らしいですね。

シリウスでは、通常、燃やしてしまう生ごみが資源として活用され、
エネルギーへと生まれ変わり、そのエネルギーを新たな食物の誕生へとつなげています。

現在、日本全国で1年間に約2000万トンの食品廃棄物が出ています。
2000万トンという数字は1人1日あたり1800kcalで生活しているとすれば、
4600万人の年間食糧に匹敵するそうです。本来消費されるはずだった食品が、
傷んでしまったなどの理由で生ごみとして廃棄されてしまう現代で、
それを有効に利用し新たなエネルギー・食物へと変えることができる「シリウス」は、
注目すべき施設だと感じました。


シリウス
住所白石市福岡長袋字天王6-25
施設連絡先0224-24-2107
視察に関するお問い合わせ0224-22-1314(白石市民生部生活環境課環境対策係)



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