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心の休憩所 お茶とく


白石市立白石中学校駐車場のすぐ隣にあるお茶屋「お茶とく」をご存知でしょうか?
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風情のある素敵な建物です。

あれ!?でも…

‘写真.竹創作常設展示 ホームギャラリー皆美’と書かれた看板が…
お茶屋なのに、ギャラリー??一体どういうことだ!?
そう思った私達は早速取材を申し込み、店主の日下徳衛さんにお話を聞いてきました。


「お茶とく」の歴史
日下さんが「お茶とく」を開業したのは昭和53年、お茶屋として約35年の歴史があります。
お茶屋を始めたのは「齢老いても、ゆっくりとお茶を飲める所があったらいいなぁ…」という想いからなのですって。
「お茶とく」という店名は片倉小十郎公の末裔、15代当主 片倉信光公と親交があり、その方に命名していただいたそうです。

この写真が、その時の色紙なのですって。

取り扱っているお茶は静岡県産の日本茶のみで、お年を召した方やお茶好きの方が購入するそうです。
実は市内よりも角田市や福島県など市外からの注文が多いそうです。
お茶へのこだわりが強い方がお忍びで通う隠れ家的お店なのですね。


以前は奥様手作りの甘味物も提供していましたが、東日本大震災以降
日下さんご夫婦のみでお店を切り盛りされているため、
現在はお休み中です。けれど「3月中旬頃を目標に再開したいですね。」とおっしゃっていました。

「いつの時代も廃れることのないお茶は、人と人との心を通わせる媒介です。
お茶を楽しむ空間を設け、癒し合い、そして語り合える仲間と過ごしたい。
そして、来て頂いた方に目に見えない、ほっとする癒しの空間を提供したい。」
と日下さんはおっしゃっていました。
誰かと一緒に過ごす空間、そして時間を大切にしたい…素敵な想いだなと感じ、
自分自身もそういう気持ちを持ち続けたいと思いました。


さて、では「ホームギャラリー皆美」とは??
日下さんのこだわりは、お茶屋としての販売を通じ何よりも「人情」を大切にすること。
お店にお出で頂いた方に「来て良かった」と思ってもらえるような、
温かいほっとする空間を無償で提供したい
と思っていたそうです。
その想いから、誰でも自由に入り、気兼ねなく休んでもらう為に「心の休憩所」として
平成13年5月から「ホームギャラリー皆美(みなみ)」を開放しました。
「皆美(みなみ)」とは「皆が美しく」という意味が込められており、
住所の「南(みなみ)町」と掛けているそうです。

ギャラリーには日下さんの写真や竹創作、また、創作仲間の陶芸品や木工品を展示していたそうです。
しかし、昨年の東日本大震災により展示していた作品が破損してしまい、ギャラリーを閉鎖せざるを得なくなりました。
続ける事を悩んだこともありましたが、奥様の「何とかやりましょう」という言葉で継続を決意したそうです。
現在、ギャラリーは修復中で3月中旬頃までにはその作業を終え、再開できれば…とおっしゃっていました。

現在修復途中ですが、ギャラリーの様子を見せて頂きました(^○^)

ギャラリーは座って休める空間で、そこから見える木々の様子も風情がありました。
小さな庭ながらも四季折々の山野草が楽しめます。
3月中旬頃からはカタクリ、フクジュ草などの可愛らしい花が咲き始めます。

「誰でも出入り自由で、ここでお弁当を食べても、昼寝をしてもいい。
足をのばしてゆっくりしてもらえればそれでいいです。お茶ぐらいしか出せないけれど、
とにかくお出でになった方に自然体のままのびのびしてもらえる場所にしたい。」それが日下さんの願いです。

日下さんの竹創作の一部をご紹介



日下さんは「特に市外から来た‘旅人’にとって、見知らぬ土地で右も左もわからない、
そんな時に荷物を降ろしてのびのびと足をのばせる空間、そんな場所にしたい。
旅人が『白石にはこんなにほっとできる空間があったんだ。白石に来て良かった!!』と、
1人でもいいから思ってもらえればそれでいいのです。
そして、お出で頂いた全ての方との出会いを大切にし、
再会出来ることを楽しみにしたい。」
そうおっしゃっていました。


最後に日下さんが、ご自身の想いをしたためた作品の数々をご覧ください。


「心患うことなかれ 自然のまんま 風にふかれて
 雨にうたれて 生かされて 生きてます」
素敵な言葉ですよね。
こちらの作品、実はクッキングペーパーを使用した作品です。

日下さんのモットーは「飾らない自然体のままでのびのびと生きること」なのだとか。
「競争社会の中で自分自身を犠牲にし、世間体に翻弄され、自分を殺しながら生きるのではなく、
ありのままの自分を大切にすることが本来のあるべき生き方です。」というアドバイスを頂きました。

取材に行った際に、プレゼントして頂いたはがきです。


日下さんオリジナルの「心眼大開」という言葉があるそうです。
「心の中の眼を大きく開いていれば、どんなに暗い場所でも先が見通せる。」という意味なのですって。
「なんだか疲れたな…」そんな時、ここに行けば「まぁいっか♪」と、そんな風に気持ちが明るくなり、ほっとした気持ちになれます。
3月の再開が楽しみですね♪

お茶屋さんであり、ギャラリーでもある「お茶とく」に是非一度足を運んでみてはいかがでしょう。



お茶とく
住所白石市南町1丁目2-78
TEL0224-25-6036
定休日不定休
営業時間及びギャラリー開放時間9:00〜18:00

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