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しみてん 木乃幡


「凍天」をご存知でしょうか?
TV番組でも紹介され、「名前は知ってる!」という方も多いかも知れませんね。
去る3月18日、白石店がオープンしていたことを聞き、早速取材を申し込んだのでありました。
取材に応じてくださったのは、常務取締役を務める木幡吉成(40)さん。
「凍天」の誕生秘話について質問してみました。


家業を継いで
ご実家は兼業農家で冬場は餅屋を営んでいたが、
木幡さんはデザイナーを志し、家業を継ごうとは思っていなかったという。
だがある時家業への思いが強くなり、継ぐことを決意したとのことです。
バブル崩壊後は餅屋に完全にシフトしており、
最初の課題が『餅の需要が少ない夏場の売り上げ向上をどうするか』だったということです。
「南相馬に『あやめ園』というのがありまして、茶屋を始めたんです。
最初は『力うどん』などを出していたのですが、『餅を揚げたら香ばしさも出て美味しくなるよ』
というお客さんの声を元に改良してみたところ、好評をいただきました」

凍天は母の味
茶屋の好調を受け、新商品開発を始めた時、子どもの頃に慣れ親しんだ味が浮かんだそうです。
「子どもの頃は偏食で、ホットケーキ『しか』食べなかったんです。肉や野菜などは食べなかった。
心配した母が、ホットケーキに混ぜて食べさせてくれたんです。餅の切れ端を混ぜた時もありましたね。
凍天は母が作り上げたんです。私にとっての『母の味』です。
ホットケーキに何かを混ぜるというのは、自分にとって当たり前だったので、周りも当然同じだと思っていました。
他の家庭は違うんだと知った時は驚きました。『一人ケンミンshow』のようでしたね」


気取らない家庭の味
凍天を東京の友人に食べさせたいと思ったことがあったので、日持ちについても聞いてみました。
にこやかに笑いながら、「大変嬉しく思います。ただ揚げ物ですので、時間が経つとどうしてもというのがあります」
取材前に揚げ立てを試食させていただいたが、『外はカリッ! 中はモチッ!』としていて、口の中にほのかな生地の甘さと、草の香りが広がりました。
揚げ立ては本当に格別の味です。私にとって凍天は『家庭の味』なんです。
ドンと大きな店を構えて、カウンターやパッケージを華美にし、どうぞ買いに来てください! という感じではないんです。
『あ、何か食べたくなったな。ちょっと寄っていくか』という感じでお店に来て、揚げ立てを食べていただく。そういうお店なんです」
そう語る木幡さんの目は輝いていたが、同時に「凍天」への自信も見えた。
看板商品の凍天だけでなく、新商品もどんどん開発していくという。
また、新店舗も増やしていく予定とのことでした。まだ凍天を食べたことのない皆さん、一度揚げ立てを食してみてはいかがですか?
しみてん 木乃幡 白石店
住所白石市八幡町11-1(セラビ白石店内)
TEL0224-22-5031
営業時間10:00〜19:00
定休日年中無休(セラビ白石店の休日に準ずる)

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