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ショッピング・買い物

変らぬ味を守り続ける 老舗のお菓子屋 

玉泉堂


「玉泉堂」は白石駅から南に歩いて2分の場所にあり、黄色い建物が目印です。
お店に入ると、三代目店主の菊池あや子さんが明るく温かい笑顔で迎えてくれます。

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玉泉堂は創業110年以上続くお菓子屋さんで、
その長年の功績を称えられ宮城県から表彰を受けている老舗なのです。



お店の歴史……
元は仙台の元寺小路にてお店を営んでいましたが、当時は戦争中で、
空襲によりそのお店は焼けてしまったそうです。
そして、終戦後に仙台の一番町で新しくお店を始めました。
しかし、その頃は小豆や砂糖などの材料が取り上げられてしまった為、
持っていた着物と交換しながらなんとか材料を手に入れ、お店を続けたそうです。
それから数十年後、お店を一代目店主が手放すということになり、
「それならば」と今は亡き菊池さんのご主人が
二代目店主として白石での開業を決めたのだそうです。

白石で開業して45年、現在は亡きご主人に継いで
菊池さんが三代目店主として、お店を切り盛りしています。

名前の由来
「玉泉堂」という名前は一代目店主が奉公していた先から
"のれん分け"をして持つことが出来たのですって。
"のれん分け"というのは、長年務めて一人前になった従業員に対し、
独立した店を持たせ同じのれんを認める商家の制度です。
その名前が今現在も引き継がれていることに、感銘を受けました。

客層
ほとんどのお客さんは10年以上来ている常連さんだそうです。
口コミが奥さんから旦那さんへ、
そして子供へ広がり家族で玉泉堂ファンの方々もいるそうですよ(*^□^*)
昔は、お菓子はお菓子屋、魚は魚屋とそれぞれのお店へ買い物に行きました。
しかし、現在は何でも揃っている大型スーパーが主流の時代であり、
若い年代の人はほとんど来なくなってしまったそうです。
また、気軽に立ち寄れるコンビニの出現により、
ちょっとしたおやつをわざわざお菓子屋さんに買いに来る人も少ないようです。
お菓子屋さんで1個や2個という数のお菓子を買うことに
「なんだか少ない数で申し訳ない」という気持ちを持っている人もいるそうで
「少ない数でごめんなさいね。」と言って買われていくのですって。
以前は誕生日やクリスマスなどの大きなホールケーキも販売しており、
クリスマスは本当に大忙しだったそうです。
しかし現在は核家族化や少子化などで大家族が激減し、
スーパーやコンビニなどで手軽に家族の人数に合った大きさのケーキを購入できることから、
注文はほとんどないそうです。

玉泉堂のこだわり
それはやはり材料です。それぞれ材料ごと、品質ごとにランクがあるそうですが、
玉泉堂では全種類、1番いいランクの材料を使用しているのですって\(◎o◎)/!
中でも、大福の皮や求肥を作る際に使用する餅粉にはこだわりがあり
「羽二重粉」という最高級品を使用しているそうです。
羽二重粉は粒子が最も細かく風味豊かな餅粉なのですって。
材料費が高騰する中、45年間ほとんど値段は変わっていません。
お店の企業努力ですよね。


☆ここで玉泉堂のお菓子人気ランキング☆
bP どら焼き  1個 ¥126

何と言っても1個のボリュームに驚きます。その理由はこれでもかと挟んである粒あん!!
あんの粒は柔らかく、程よい存在感があります。
そして、玉泉堂のどら焼きには求肥(もち)が挟まれており、
もちもちとした食感と薄めの皮と甘さ控えめの粒あんがそれぞれを引き立て合います。

bQ ごま大福  1個 ¥105

とにかくゴマあんがぎっしり包まれており、
1個にどっしりとした重量感があります。濃厚な黒ゴマあんと柔らか〜い餅が特徴。
「甘い物が食べたい!!」そんな時食べたくなるようなゴマ大福です。

bR みつ入りゆべし 1個 ¥85

一口食べると、もっちりとしたゆべしと中に入ったみつが交り合い、
甘さが口の中に広がります。1個食べると「ん〜もう1個♪」とついつい食べたくなってしまうおいしさです。

クリームワッフル 1個 ¥85

ずっと変わらない「あっ!!この味」と思わせてくれる味わいのカスタードクリームを
甘〜いワッフルが包んでいます。緑茶にもコーヒーにも紅茶にも合うお菓子です。

おすすめ  草もち 1個 ¥80  餡入り ¥100   (5個入りで販売)

ほんのりした甘さの中に、ふわぁ〜っとよもぎの豊かな香りが広がります。
よもぎの分量は菊池さんの勘なのですって(@_@)まさに職人技。
個人的に玉泉堂の草もちに勝るものに出会ったことがありません。
冷凍保存しているのでいつでも購入可能です!!


玉泉堂のお菓子は一切既製品を使用していません。
どら焼きの餡、皮、求肥、大福のゴマ餡……ひとつひとつが手作りなのです。
パック詰めや袋詰めも手作業なのですよ。
そして材料を混ぜ合わせる順番や時間、生地のこね具合など、
お菓子作りの工程は長年の経験による感覚が頼りです。
季節によって気温や湿度も異なる為、その日その日で工程は変わります。
一朝一夕に身につくものではありません。


現在は仕入れ、お菓子作り、販売、配達…お店の経営に関する全てを菊池さん一人で行っています。
正しく「スーパーウーマン」ですよね。
菊池さんに「お菓子屋さん」として大切な要素を伺いました。
「お菓子屋さんは、お菓子を作る技術だけではなく材料の仕入れ、
お客さんとのコミュニケーション、配達先への外交など様々な能力が必要。
それを総合して成り立つのよ。」
と言っていました。
「仕事」とは得意や不得意だけではこなすことが出来ず、苦手も含めて様々な場面に出会うことで成長し、
初めて成り立つものなのですね。とても大事なお言葉を頂きました。

菊地さんはとにかく明るく、本当に笑顔が絶えない方で、その人柄にも感銘を受けました。
お忙しい日々の中で、菊池さんの明るさや元気の秘訣は「人の為に」自分が元気でいたい、
倒れていられないという思いだそうです。
数多くあるお菓子屋さんの中で、玉泉堂が長い間変わらずに愛され続けているのは、
お菓子の味はもちろん、「人の為に」をモットーにしている店主の人柄を含めた
総合の魅力があるからなのですね。
長年通っている常連さんとはすっかり友達になり、野菜や果物のおすそ分けが絶えないそうで、
食べ切れずに困ることもあるのですって(*^O^*)

玉泉堂はお菓子の配達もしています。基本は白石市内ですが、
どうしてもという要望があれば市外でも頑張りますと言っていました。
配達先のお客さん、実は菊池さんとお話することが楽しみに待っているそうで、
一度配達に行くとなかなか帰れないそうです(笑)

手作りのほっとするお菓子とお話しするだけで明るくなっちゃう店主の菊池さんがいる
玉泉堂に是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか??



玉泉堂
住所白石市字兎作35-6
営業時間日によって異なります。(配達中は留守にしております。)
定休日未定
TEL0224-25-8644




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